宗教が終わる
信じていた。信じさせてくれていたものがあった。ぼくは無意識のうちにそれにすがっていたし、いつのまにかぼくにとっての光のような存在だった。
無意識下でもはや信仰していたような気持ちに近いように思う。それが心地よくて、大切に思っていた。
それが先日終わった。神は死んでしまった。
絶望。凄く悲しい気持ちになりました。
神話の中の神ですら間違いを犯す。現実世界なんてもっと脆くて儚い。永遠なんてものはどこにも転がっていなくて、努力や歩み寄りの結果を永遠に近づけていくことしかできない。
遠くで見ていただけ、それでもそれに支えられているような、勝手な画面の向こうの観客の話。
それでも1時間後にはスタジオだ。思考を止めてしまって気持ちを作る。こんな日に限って大雨だ。
0コメント